北浦和校協議会 公開講座開催される
講師 轡田 隆史 先生
「コロナ時代を元気に生きる」
「北浦和校協議会公開講座」として「轡田先生講演会」が、11期の計画、実行担当のもと10月7日、
浦和コミニュティーセンター15集会室で開催されました。
コロナの制約の中、11期はもとより他期校友会からも各期会長さんはじめ約22名の皆さまも含めて、合計50名の参加
を得て開催されました。
轡田先生は郷土の大先輩としてお忙しい中、シニア大学には特別の配慮を頂き8年間連続講演を行って頂きました。
コロナ感染で聴衆は全員マスク姿、広い会場でソシアルディスタンスを保って、例年と少し異なる雰囲気の中で
司会者茶木氏の開会宣言がなされ、主催者を代表して、北協会長・伊藤洋一氏(17期)が挨拶されました。
次いで、マスク姿の轡田先生の登場。声が鮮明に聞こえるようにと、マスクの代わりにポルトガルで購入した
大きな扇子で口元を隠しながら話し始められました。会場からは大きな拍手が起こり、講師と会員たちとの和やかな
雰囲気が会場に漂いました。(会場の様子は下の写真をご覧ください)
ユーモアの混じった軽妙な語り口、時折お得意の懐メロを披露頂き、あっという間に1時間半が過ぎてしまいました。
とても楽しい、充実した時を持つことが出来ました。
今回の講演会のテーマは「コロナ時代を元気に生きる。」です。
戦後最大の国難といわれるコロナウイルス感染問題、コロナ鬱に陥りがちの中で、高齢者の私たちがどうやって
元気に生きていくのかの参考になる、印象深い言葉をいくつか挙げてみました。
キーワードは「考える」です。
(1)コロナ禍で家にひきこもることが多い。→ 考える時間や余裕が十分にある。
ある意味では安すぎる娯楽とも思われる。
(2)何処に居ても考えることはできる。
轡田先生紹介の短歌
”マスクして コロナウィルスに 抗えば 不要不急のものら輝く” 馬場あき子
(3)なぜだろうと考えることが、考えることの基本である。疑問を抱くことが大切である。
しかし抱けない毎日が多い。コロナの時ほど時間があるので考える。
(4)このコロナの時代、なぜ、今の時代に生きている。考える絶好のチャンスである。
(5)元気よく生きよう。くだらない事でも元気よく考えて、楽しみましょう。→ 余裕とゆとりを → コロナが終
わってもこのことを忘れない。
予定の1時間半を少し超過して楽しいお話も終わり満場の拍手で閉会しました。
会終了後、後かたずけやテーブルや椅子等の消毒ご協力ありがとうございました。
投稿 11期 記事:水上和子 写真:三上須美子